【ディスプレイ広告】種類とメリット・デメリット解説【初心者向け】

Web広告の一つに『ディスプレイ広告』というものがあります。
私たちが実は日頃から見ている広告なので、マーケティングのお仕事をしていなくても、知っておくと「ああ、あのことか!」ってなると思いますよ〜。

・ディスプレイ広告って何?
・どんな種類があるの?
・リスティング広告との違いは?
こんにちは、仁井貴志です。
普段は社会人向けにキャリアコンサルを行っています。
今回は『ディスプレイ広告』についての簡単解説です。
✔︎ 記事を読んで分かる事
- ディスプレイ広告の概要とメリデメ
- ディスプレイ広告の種類
- 他の広告(リスティング)との違い
5分くらいで読めますので、ご参考くださいませ。
■コンテンツ
ディスプレイ広告とは
そもそもディスプレイ広告って?という話ですよね。
ディスプレイ広告とは、ウェブサイトやアプリを利用中に表示される広告です。
あなたがウェブサイトを運営していたとして
サイトのどこかにディスプレイ広告を表示させておくわけです。
その広告がクリックされると、お金が発生する仕組みですね。(クリック課金)
または、1〜2秒画面に表示されたら
「目に入っただろう」と判断されてお金が発生します。(インプレッション課金)
補足:インターネット広告の主流化 TV、新聞、雑誌など、広告を流す媒体は様々。 直近はどの媒体も広告費が下がっています。 ただ、インターネット広告費だけは増え続けています。(電通メディア)![]()
ディスプレイ広告の種類
ディスプレイ広告の代表例はこんな感じです。
・Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)
・YouTube広告
Googleディスプレイネットワーク(GDN)
Google検索可能なウェブサイト上に載っています。
Googleは1年間に2兆回も使われる検索エンジンで、インターネットユーザーの90%にリーチできると言われています。
例えば引っ越しを考えたらSUUMOで部屋を探しますが
右の方にこういう広告が出てきますよね。これです。
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)
Yahooが運営するサイトを中心に広告が載っています。
Yahoo!JAPANを開くと、右にこういう広告が出てきますよね。
ちなみに、Yahoo!JAPANはPC利用の月間アクティブユーザーが2080万人いるようです。(媒体資料:2020年3月)
※GoogleのPC月間アクティブユーザーは1560万人
YouTube広告
Google関連会社のYouTube。
動画を視聴していると、画面下や右に広告が出てきますよね。
YouTubeの月間アクティブユーザーは
スマホ利用で5660万人、PC利用で1160万人です。
LINEのスマホ月間AU6010万人に迫る勢いですね。
→広告効果が期待できるということ。
ディスプレイ広告のメリット・デメリット
メリットはこんな感じ。
・ターゲットを絞って広告を出せる
・直接商品の訴求ができる
閲覧しているサイトに関連した広告を表示させることができるので、商品を買うかもしれない人に直接広告を出すことが可能です。
また、バナー広告なら視覚情報に訴えることができるので、何度も見ていると商品のブランディングにも繋がりますね。
一方、デメリットはこんな感じ。
・成果の要因が見えづらい
多くのサイトでディスプレイ広告が出ていますが、直近覚えている広告ってありますか?クリックした広告ってありましたか?
きっと、多くの方は「覚えていない」ですよね。一定の費用をかけないと、効果は出づらいのが実情です。
また、広告形式の違い(テキストやバナー)、ターゲティングも様々なため、「結局、何が成功要因だったの?」が分かりづらかったりします。
いろんな場所で数百回もクリックされたら、分析は難しいですよね。
リスティング広告との違い
リスティング広告に関する基礎知識は、こちらの記事をご覧ください。
リスティング広告との違いは、ざっくりこんな感じです。
★広告の表示場所
ディスプレイ広告:ウェブサイト/アプリ
リスティング広告:検索エンジンでの検索結果一覧
★広告形式
ディスプレイ広告:テキスト+画像/動画
リスティング広告:テキストのみ
★ターゲット
ディスプレイ広告:潜在層(関連サイトの閲覧)
リスティング広告:顕在層(キーワードの検索)
★ターゲティング方法
ディスプレイ広告:年齢、性別、地域、キーワード、裏ターゲティングなど
リスティング広告:キーワードのみ
こんな風に覚えておくと、概ね問題ありません。
ディスプレイ広告:商品を買うかもしれない人に狙いを定めて訴求してもらうもの。
おわりに
今回は「ディスプレイ広告」について解説しました。
概要や特色は分かりましたか?
マスメディアで広告を打とうとすると、莫大な費用がかかってしまいます。(不特定多数の方に見られるため)
認知度向上には良いのですが、費用対効果で見るとイマイチなことも。
ディスプレイ広告も多くのインターネット利用者に見せることができますが、違いはやはりターゲットを細かく設定できること。
「見て欲しい人に見てもらう広告」なので、工夫次第で費用対効果にも納得感が増していきます。
ご参考いただければ幸いです。