2.求人応募編

求人票の見方について【応募数の目安や基準も解説】

仁井 貴志

履歴書や職務経歴書が完成したら、いよいよ求人への応募が始まります。
ただ、働いたことのない会社の求人票は、いろいろ書いてあって読むのが大変ですよね。

悩める人
悩める人

・何を基準に求人に応募すればいいのか分からない
・求人票は情報量が多すぎて、結局どこを見ればいいんだろう
・どれくらい応募すればいいんだろう

以上の悩みを解決できる記事を用意しました。
今回ご紹介する「求人の応募基準チェック」を読めば、実際に求人応募するときに迷わずサクサク応募できますよ!

仁井 貴志
仁井 貴志

▷ 大手人材企業にて、社会人向けにキャリアコンサルを行っています(現役プロエージェント)
▷ 人材業界6年目、延べ3000名以上のキャリア相談を受付。
▷ 以前はブラックベンチャーで営業課長。月残業250時間で消耗経験もあり。

まずは求人票の見方から説明するので、このまま読み進めてみてください!

 

求人票の見方【30秒で内容把握できるようになる】

求人票に書かれている内容は、こんな言葉で理解するのがオススメです!

  1. ●●をしている会社で
  2. 私は●●の仕事をするようで
  3. この仕事は●●を経験してると歓迎らしい

それぞれ、下記の番号と照合しています。
(掲載元:リクルートエージェント

求人票は文字がいっぱいで、経験のない業界・職種だと分かりづらいですよね。
詳細に理解するのは面接に入ってからで大丈夫です。
求人応募の時点では、かいつまんで「なんとなく理解」すればOKと、気楽に構えておきましょう!

  1. ●●をしている会社で
  2. 私は●●の仕事をするようで
  3. この仕事は●●を経験してると歓迎らしい

慣れてくると、初見の求人票でも30秒くらいで「あー、なるほどね!」と理解できるようになりますよ!
転職活動の負担が減らせるので、ぜひ身に付けておいて下さい。

気になる人
気になる人

求人票の見方は分かったぞ。
でも、結局何を基準に応募すればいいのかな?

求人の応募基準【3つだけ】

実際、求人票のどこを見て応募するのかというと、結論この3点です。

  1. 通える距離かな?(勤務地)
  2. ちゃんと暮らせそうかな?(給与)
  3. やれそうorやってみたい仕事かな?(業務内容)

画像は上記で登場した求人票の、待遇部分の情報です。
それぞれ、下記の番号と照合しています。

アレコレと叶えたい希望はあると思います。(年収とか、土日休みとか)
ただ、「応募するか否か」で悩んでも、割と時間の無駄です。(応募した内の約75%が落選になるため

その企業への入社を待遇面含めて検討するのは、「面接合格となったタイミング」でOKです!

まずは、上記3点の最低ラインを決めて、2つ以上満たしていたらサクサク応募していきましょう〜。
※家庭の事情などあれば、臨機応変にMUST条件を変えてOK。

気になる人
気になる人

自分にとって必要最低限の条件は何か?を考えたらいいんだな…!
基準は分かったけど、実際何社くらい応募したらいいのかな?

求人応募数は30社以上にすべき理由【失敗しないために】

求人の応募数ですが、30社以上を目安にするといいですね。
というか、「30社応募で、ギリ足りないかも」と考えていて欲しいです。

割と、衝撃的な多さではないでしょうか。
理由がこちらになります。

・景気の良い時で、大体22社応募→1件内定の割合だった。
・コロナ禍で買い手市場の転職活動に戻ったため、1.5倍くらいの試行数は必要(=33件)
・経験が直接活かせる求人と、魅力的だが経験が直接活かせない求人を混ぜて応募するなら、より多くの応募が必要

応募から内定に至るまで、大体こんな推移になります。
現場の最前線で転職支援を行い続けていますので、これがリアルな数字だと思って良いです。
もちろん、経験が直接活かせる5社にだけ応募して、そのまま良いご縁がある人もいます。
ただ、正直出会いが少なすぎて、「本当に自分に合っている企業を探せたかどうか」は分かりませんよね。

転職するのはどのみち1社ですから、選択肢は多い方がお得じゃないですか?

気になる人
気になる人

やっぱり、結構たくさん応募しないといけないんだな。
でも、この1〜2ヶ月の頑張りが、今後の数十年に影響するなら、やってみようかな…!

応募の数だけ、将来が明るくなる

今回は「求人票の見方・応募」について解説しました。
ご参考頂けていれば幸いです。

あなたは、会社に入った時から転職しようとは、さほど考えていなかったかと思います。
それが無理だったから、今回転職しようとしているんですよね。

誰しも、初めて付き合った相手とゴールインできたらいいのかもですが…。
これが恋愛なら「たまたま良い人と出会わないかな?」と気長に待つかもしれません。

しかし転職となると、生活がかかっていて、重要度も緊急度も超高いです。
それならガンガン企業と会って「一番いい相手」をあなたから見つけに行くべきです!

「こんなはずじゃなかった」を繰り返して、人生を台無しにするのはやめましょう。

参考情報

キャリアリティでは、転職に関する記事をロードマップにまとめています。

転職活動のステップごとにカテゴリーを分けているので、何かのお役に立てば嬉しいです。

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Nii Takashi
Nii Takashi
転職エージェント|マーケター
人材派遣▶︎人材紹介▶︎人材アウトソーシング・BPO|営業とマーケ、事業推進をしてきました|サウナとゲーム、心理学が好きです!
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