マーケティング

リスティング広告はあなた宛の手紙です【メリット・デメリット解説】

仁井 貴志

Web広告の一つに『リスティング広告』というものがあります。
私たちが実は日頃から見ている広告なので、マーケティングのお仕事をしていなくても、知っておくと「ああ、あのことか!」ってなると思いますよ〜。

悩める人
悩める人

・リスティング広告って、たまに聞くけどそもそも何?
・良し悪しはどうなの?
・何をどうすれば、リスティング広告が使えるの?

こんにちは、仁井貴志です。
普段は社会人向けにキャリアコンサルを行っています。

今回は「リスティング広告」についての簡単解説です。
ご存じない、詳しくない方向けの記事になります!

✔︎ 記事を読んで分かる事

  • リスティング広告とはなんぞや?が分かる
  • リスティング広告のメリデメが分かる
  • 実際に何をすれば使えるのか?が分かる

■筆者がキャリアサポートしている方
・これからマーケティング職に挑戦したい方(未経験者)
・マーケターとして今後もキャリアアップしたい方(初級〜中級者)
・CMOとしてバリバリ働いている方(最高マーケティング責任者)

マーケティングの未経験者〜超ベテランまで、
色んな方と話して、転職を支援しています。(現役プロアドバイザーです)
ざっくり、分かりやすくを意識してお伝えするので、このまま読み進めてみてください!

リスティング広告とは【誰かじゃなくて、あなたに読んで欲しい手紙】

リスティング広告とは、ネットの検索結果に連動して表示される広告のことです。

例えば、Googleで「転職」で検索すると、転職サイトなどの広告が表示されます。『広告』と表示されているものが、リスティング広告ですね。

 説明補足
リスティング: データを分類・抽出する意
→検索したワードと連動して、広告を抽出して表示させる技術。

特徴やメリデメは、次の章で説明しますね。

なぜ、リスティング広告を使うのか?

Googleって、年間で2兆回くらい使われているらしいです。
日本の人口比率は世界の2%くらい(1億2500万人)なので
単純計算で…日本だけで年間400億回、毎月33億回ほど検索されていることになります。

つまり、それだけ大量に使われているので
購入するかもしれない人にうまく広告を見せられることは、超重要なんですよね。

しかし、毎月33億回の検索内容はバラバラ。
検索する人の年齢や年収、好みも当然バラバラ。

テレビCMはいろんな人に見てもらえますが、だから何億円も費用がかかります。
33億回の検索結果に、毎回自分の広告を出せればいいですが、破産しちゃうし、効果が期待しづらい。

だから、「こんな検索した人」に絞って、適切な費用で広告を打てる仕組みが出てきました。これがリスティング広告というわけです。

誰かではなく、あなたに読んで欲しい手紙ですね。チラシじゃなくてラブレター的なイメージ。

SEOとの違い

SEOも、キーワード検索からサイトに誘導する仕組みです。
リスティング広告との違いはこんな感じ。

・検索結果は①リスティング広告②SEOの順に表示される
・SEOは検索結果の上位に表示させるために手間と時間がかかる
→リスティング広告は、費用をかければ短時間で検索結果の最上位に表示される

リスティング広告は月1000円程度からでも出せるんです。
良いサイトを作っても認知されなければ見られませんが、Googleが「これは良いサイトだ!」と判定するまでに時間がかかります。
なので皆さん、手っ取り早く効果が期待できるリスティング広告を出すというわけです。

画像のように、検索結果の上段にはリスティング、中段からがSEO表示になります。

 

では、リスティング広告には、具体的にどんな特徴があるのでしょうか?続きます。

 

低予算で成果が出る。でも知識が必要で手間も多い【メリット・デメリット】

リスティング広告にはどんなメリデメがあるのか?
結論からお伝えすると、低予算で成果が出るものの、知識が必要だったり、手間も一定かかります。

メリット

・誰でも、月1000円程度から広告を出せる
・Googleの評価を待たず、今日から検索画面の上位に広告を出すことができる
・誰に広告を見せるか、どんな広告文を見せるかなど設定できる

デメリット

・テレビや雑誌など、幅広く一気に認知度を上げられる広告ではない(ターゲットを絞って少額投資するため)
・絶対に成果が出るわけではなく、ターゲット設定や広告文に工夫・改善が必要。(知識と手間は一定かかる)

メディアに取り上げてもらうには、既に世間から反響が出ていて、一定認知されていることが必要です。
なので、①リスティング広告で狙った方の支持を得る②より大々的にメディア露出するというのが順当なやり方ですね。

 

Google広告とYahoo!プロモーション広告だけ使えばOKな理由

リスティング広告で成果を狙う場合
結論、GoogleとYahoo!のツールだけ使えばOKです。

■ツール名
・Google:Google Ads
・Yahoo!:Yahoo!プロモーション広告(スポンサードサーチ)

なぜこの2つだけ使えばOKかというと

・結局、ほとんどの国民がGoogleかYahooで検索するから
・みんなが使う検索エンジンに広告を出した方が、成果が出やすいから

シンプルにこんな感じ。
あなたがカフェの店長だとして、人がこない山奥より、新宿駅の目の前に出店した方が、簡単に集客出来そうですよね。
リスティング広告=Google Ads,yahoo!プロモ広告と覚えたらOK。

ちなみにYahooはGoogleのアルゴリズムを使っているので
極論Google Adsだけ使えば、良い広告の作り方は体験的に学べます。

 

おわりに


今回は、「リスティング広告」について解説しました。
概要や、リスティング広告の特色は分かりましたか?

リスティング広告は、少額でも早めに効果が期待できるネット集客手法です。
私は自宅のポストに無駄なチラシを詰め込まれるのが嫌いなので、欲しいときに欲しい情報を届けてくれるこの仕組みが大好き。笑

ちなみに、こういったお仕事に就く場合は大まかに2つに分かれます。

・自社のコンテンツの集客UPを狙う(自社Webマーケター)
→いろいろな広告モデルを知ってスキル・経験を積む
・他社のコンテンツの集客UPを狙う(広告代理店)
→じっくり一つのコンテンツの集客を極める

それぞれ良さがあるため、考えにマッチした方を選ぶと◎です!

 

ABOUT ME
Nii Takashi
Nii Takashi
転職エージェント|マーケター
人材派遣▶︎人材紹介▶︎人材アウトソーシング・BPO|営業とマーケ、事業推進をしてきました|サウナとゲーム、心理学が好きです!
記事URLをコピーしました