コラム

サウナの入り方は「サウナ→水風呂→休憩」が基本です【初心者向け解説】

仁井 貴志
悩める人
悩める人

サウナブームが来てるから、ちょっと行ってみたいけど
どういう入り方が正解なの?
どうすれば”ととのう”のかな?

こんな疑問を解決できる記事を用意しました。
今回ご紹介する「サウナの入り方講座」を読めば、グッとととのいやすくなって、充実度がUPしますよ!

仁井 貴志
仁井 貴志

▷ 都内在住のサウナー。塩サウナや外気浴が好き(Instagram @nii_sauna)
▷ 週2〜4回ほど、サウナに足繁く通っています。
▷ 普段は大手人材企業にて、社会人向けにキャリアコンサルを行っています。

まずは前提の”ととのいの仕組み”から説明するので、このまま読み進めてみてください!

 

サウナの入り方は「サウナ→水風呂→休憩」が基本です【初心者向け解説】

サウナは、以前に比べて美容や健康に良いものとして認知度が高まっています。
ただ、単純に「暑いサウナ室に入って耐える」のではダメでして…
正しい入り方によって「ととのう」ことが必要になるんですよね。

 「ととのう」「ととのい」とは…
サウナの利用によって血流が良くなり、良いも知れぬ心地良さが上半身を駆け巡っている様子。

正しい方法でサウナ利用が習慣化されると、健康増進に効果があります。
痩せたり、肌がすべすべになるだけでなく、心疾患の予防効果も実証されていたり。
社会人であれば、自律神経の安定によって仕事の生産性がUPする効果も期待できるんです。

詳細はこちらの記事に書いていますので、併せてチェックしてみてください!

サウナのメリットは健康増進。生産性UP,メンタル安定にも効きます

サウナの入り方

サウナ愛好家のことを、「サウナー」と呼びます。
サウナーにとっての「サウナに入る」とは、下記一連の流れを指しています

1. 身体を洗う
2. 湯船に浸かる
3. サウナ室に入る
4. 水風呂に入る
5. 休憩椅子に座る
6. 上記3〜5を、あと2回ほど繰り返す

サウナ=サウナ室に入るではなくて、「サウナ→水風呂→休憩」を1セットとして数えるんです。
サウナー達は2〜3セットほど行って、「今日もサウナに行ってきた」と言っていますね!

ちなみに、上記の手順で、1時間くらいの利用になります。
サウナ施設の利用制限は、90分が最小単位であることが多いですが、着替えなど含めてちょうど良いんです。

気になる人
気になる人

よく考えられてるんだなあ…!

以下に、サウナの利用方法を詳しく解説します。

 

サウナや水風呂は何分入ればいい?【これであなたも今日からサウナー】

サウナの入り方はこちらです。

1. 身体を洗う
2. 湯船に浸かる
3. サウナ室に入る
4. 水風呂に入る
5. 休憩椅子に座る
6. 上記3〜5を、あと2回ほど繰り返す

まずは基本の型を覚えて頂くため、各項目について詳細を解説します。
基本の型に慣れてきたら、手順や時間を変えるのがいいですよ!

1. 身体を洗う

サウナは公衆浴場です。
清潔な状態でサウナを利用できるよう、まずは身体を洗いましょう。

多くの施設では、青やピンクのタオルが浴場に置いてあったり、受付で手渡されます。

※たまにタオルがない施設があるため注意

2. 湯船に浸かる

湯船に浸かると体温がじわじわと上がり、汗をかきやすい状態になります。
いきなりサウナ室に入るより、身体と心の準備運動と思って5〜10分ほど湯船に浸かるといいですね!

サウナは「銭湯、ホテル、スパ」など様々な施設に付いています。
施設ごとに、温泉やジェットバスなど種類がありますので、あなた好みの準備運動を見つけてみてください♪

 説明補足
施設によっては、「日替わりの湯」として、毎日効能や色の違うお湯が張られています。
これを楽しみに利用していくのも、乙ですね! 

3. サウナ室に入る

いよいよサウナ本番です。
初心者であれば、まずは1回5分を目処にサウナ室に居てみましょう。

慣れてきたら6分、8分…と、連続入室時間を伸ばしてみるといいですね。
「何分入れば、一番ととのうのか」は、人によって変わりますので
自分なりのベストタイムが分かった時は、とても嬉しくなります!

ちなみに、1セット目よりも2〜3セット目の方が、身体が慣れて長めに入れます。

 注意
サウナ室にずっと篭る修行僧みたいな方がたまに居ますが、真似しない方がいいです。
5分〜12分ほど居れば血流への効果は十分なので
初めのうちは「もうしんどい!」と思ったら退室しちゃって大丈夫ですよ!

4. 水風呂に入る

サウナ室から出たら、真っ先に水風呂へ向かいましょう。
サウナ室に居たことで拡がった血管が、水風呂に入ることでキュッと締まります。

1セット目の水風呂は、開始10秒くらい「冷たぁ!!」となりますが
すぐに慣れますし、2〜3セット目はむしろ気持ち良さを感じます。

 説明補足
「水風呂」の温度や水質をウリにしているサウナ施設もあります。
サウナーの中にも、サウナ室より水風呂を醍醐味にしている方もいて、ハマると奥深い世界です…! 

水風呂に入る時間は、1〜2分と覚えておくといいですね。
また、肩、首まで浸かるとととのい効果がUPします!
水風呂に入る時間も、自分なりのベストタイムを見つけてみてください♪
※3分以上入ると体温がすぐに戻らないことが多いため、入りすぎ注意です。

5. 休憩椅子に座る

ここが一番重要です。
水風呂から上がったら、その辺にある椅子やベンチに5分くらい座りましょう。
座っているだけでよく、ボーッとしたり、何か考え事をしても良いです。

 説明補足
サウナ施設によって、休憩する椅子の種類や数が異なります。
屋外に椅子などがあれば、ここで微睡むことを「外気浴」と呼んだりします。
あなた好みのリラックス空間を見つけるのも、サウナの醍醐味です♪ 

1分くらい経つと、収縮した血管が元の太さに戻ります。
血の巡りが最高に良くなり、手足の先まで一気に血が通います。
ピリピリ、ジンジンした感覚が得られるでしょう。

休憩中は、ホッと一息つきながら、思うままに過ごしてみてください。

6. サウナ室→水風呂→休憩を繰り返す

1セット目の休憩が終わったら、またサウナ室→水風呂→休憩と繰り返していきます。
時間の都合やコンディションも見つつ、2〜3セットくらい行うのが一般的ですね。

そして…あなたにとってぴったりな時間でサウナ・水風呂・休憩が行えていると、大体3セット目の休憩中で”ととのい”が起こります。

 「ととのう」「ととのい」とは…
サウナの利用によって血流が良くなり、良いも知れぬ心地良さが上半身を駆け巡っている様子。

こればかりは表現が難しいため、ぜひ体感してみてください!

補足:筆者のサウナルーティン

筆者は概ねこんな時間配分でサウナを利用しています。
参考までにご覧ください。

【準備】
・身体を洗う(5分)
・湯船に浸かる(10分)
※代謝が悪いので、熱めの湯に浸かります。
【1セット目】
・サウナ室(6分)
・水風呂(1分)
・休憩(5分)
【2セット目】
・サウナ室(8分)
・水風呂(1.5分)
・休憩(5分)
【3セット目】
・サウナ室(10分)
・水風呂(2分)
・休憩(5分)
【おわり】
・良さげな温泉かジェットバスがあれば楽しむ(5〜10分)
・シャワーで汗や湯を落として退室(計70分ほど)

気になる人
気になる人

サウナの入り方は、なんとなく分かったぞ。
ちなみに、何か気をつけなきゃいけないことはあるのかな?

 

サウナ利用時の注意点【基本姿勢:みんなで綺麗に使おう】

サウナを利用する上での注意事項をまとめました。
特に、マナーは「知らずに違反してた」が一番悲しいので、ご一読ください!

・洗い場の桶や椅子は、使用前の元どおりに
・湯船に入る前は、桶で湯を被る
・サウナ室に入る前は、身体についた水滴を拭き取る
・サウナ室で寝転ばない、足を広げすぎない
・水風呂に入る前は、桶やシャワーで水や湯を被る
・ととのい中の方に湯や水がかからないよう配慮する
・タオルを湯船に浮かべない、沈めない
・脱衣所に戻る前は、身体についた水滴を拭き取る

「周囲が嫌な思いをしないよう」を基本として、綺麗に使う心がけでいればOKです!
悪気なくやってしまっている方も多いのですが…
きちんと作法を知っていれば、周囲のサウナーからは「あ、この人も本物のサウナーだ」と思われますよ♪

※水や湯を被らずに風呂に入るのだけは、ホント厳禁です。

・サウナ中は時計を見て、自分が室内に居る時間を決めておく
・水風呂から上がったら、身体についた水滴を拭いてから休憩に入る
・体調的にサウナ室に長く入れないこともあるので、そんな日は無理せずサッと退室する

繰り返しになりますが、サウナ・水風呂・休憩の時間はベストタイムに個人差があります。
施設によって休憩場所が屋内か屋外か、水風呂やサウナの温度によっても厳密にはベストタイムが変わります。

お気に入りの施設を見つけるとともに、その施設×あなたのベストタイムを見つけてみてください♪

 

サウナでととのう準備はできましたか?

今回は「サウナの入り方」について解説しました。
少しでもご参考頂けていれば幸いです。

お気に入りのサウナを見つける方法

サウナイキタイ」にアクセスすることをオススメします。(サイトURL
TVで紹介されるような有名施設はもちろん、「ウチの近所にこんなサウナが!」といった発見もあるかもしれませんね!

サウナの利用メリット

サウナの利用メリットは、下記の記事にまとめています。

サウナのメリットは健康増進。生産性UP,メンタル安定にも効きます

記事内でも紹介していますが、サウナ関連書籍も気になる方は読んでみてください!
筆者的には、以下の3冊がわかりやすい、面白いと感じました。

 

余談ですが、サウナによっては水風呂に時計がなかったり、サウナ室の時計が壊れていて「何分入ったか」が分からないことがあります。
筆者は割と細かく時間管理したい派なので、サウナでも壊れない安い時計を使っています。
同じ悩みを持つ方がいれば、購入を検討してみるのもアリです。

 
これであなたも、今日からサウナーですね。
素敵なサウナライフをお過ごしください!

 

ABOUT ME
Nii Takashi
Nii Takashi
転職エージェント|マーケター
人材派遣▶︎人材紹介▶︎人材アウトソーシング・BPO|営業とマーケ、事業推進をしてきました|サウナとゲーム、心理学が好きです!
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