転職で使えるおすすめ自己分析サイト3選【登録なし・無料】

こんにちは、転職エージェントの仁井貴志です。

転職では自己分析が大事って聞くけど、何から始めればいいんだろう?
こんな悩みを解決できる記事をつくりました。
ざっくり記事の内容
- 無料で使える自己分析サイトを3つ紹介
- より詳しく自己分析したい方におすすめの書籍(必須ではない)
- 自分の強みや弱みのヒントが分かったら、どう転職活動に備えるか
記事の信頼性
産業・組織心理学を修める中で、自己分析の尺度を使って400名以上を対象に調査研究した経験もあります。
キャリア相談をいただいた方に紹介して、好評だった無料サイトや書籍を抜粋して記事にしていきますね。
読者さんへの前書きメッセージ
後半で紹介する有料の書籍は大企業の人材育成にも使われる名著で、事細かな自己分析ができます。
しかし、まずは無料のサイトを使うのがおすすめですね。「無料で自分の傾向が分かったら書籍購入を検討」というやり方がスムーズかと思います。
記事を読み終えると、自己分析のやり方と自分の特性が分かります。診断結果を見て満足して終わり‥ではなく、仕事選びや面接対策にも役立ちますよ。
それでは、さっそく見ていきましょう。

▷ 大手人材企業にて、社会人向けにキャリアコンサルを行っています(現役プロエージェント)
▷ 人材業界6年目、延べ3000名以上のキャリア相談を受付。
▷ 以前はブラックベンチャーで営業課長。月残業250時間で消耗経験もあり。
3分くらいで読めますので、このまま読み進めて頂ければ嬉しいです。
【自己分析のやり方】簡単無料の診断ツール3選
自己分析のやり方ですが、まずは無料の診断ツールを使ってましょう。
・ソーシャルスタイル診断
・エニアグラム
・16Personalities
診断ツールを使うことで、あなたの過去の言動やモチベーションについて、納得感のある説明(メッセージ)が得られるかもしれません。繋がりが見えなかったことにも一貫性があると分かったりしますので、単純にやってて楽しいかもです。
説明補足 自己分析が出来ていれば、日常生活が楽になります。自分の得意・不得意が分かっていれば、「挑戦する」「他の人を頼る」といった判断が適切になりますよ。
自己分析ツールその1:ソーシャルスタイル診断
ソーシャルスタイル診断(http://kazupc.com/s-style/)
ソーシャルスタイル理論によると、人のコミュニケーションスタイルは「感情」と「意見」の強弱によって4タイプに分類できます。
・ドライビング
・エクスプレッシブ
・エミアブル
・アナリティカル
計14問に回答すると、自分がどのソーシャルスタイルなのかが診断できます。
筆者はドライバーかアナリティカルと診断されることが多いです。
自己分析ツールその1:エニアグラム
エニアグラム(https://hoyme.jp/eniatest)
エニアグラムでは個人の特性を9タイプに分類しています。全ての人はどれか一つには当てはまっていると考えられているようです。
こんな感じの9タイプ。関連性があるので、友人や同僚とやってみるのも面白いですね。
特徴として、「20歳の時の自分」を思い出して答えます。願望ではなく、事実どうだったかという話ですね。90問答えると、9タイプ全てについてどの程度当てはまっているのか診断結果が出ます。
20歳の自分を意識して回答してるつもりなのですが、やはり毎年少しずつ得点は違っています。
個人的に、エニアグラムの質問内容は言葉選びが秀逸で、納得感が高いです。
自己分析ツールその3:16Personalities
16Presonalities(https://www.16personalities.com/)
16Personalitiesでは、その名の通りパーソナリティを16タイプに分類しています。加えて、性格タイプが2パタンあり、厳密には32タイプで自身の性格を表すことができるツールです。60問あります。
「どちらとも取れるなあ」という質問があったりするので、何回かやってみると「これだ!」という診断結果が得られるかもしれません。
ちなみに「あなたの結果」というタブを押すと、かなり詳細に診断結果を見ることができます。
恋愛・友情・親子関係にも言及していて、相性診断もできます。近しい方と結果を比べてみると面白いかもですね!
【書籍】もっと詳しく自己分析したければ、有料ツールもあり
無料の診断ツールでも、かなり自己理解は深まります。ただ、キャリア観点での強みを把握するなら、書籍の購入はオススメです。
個人的には一番左の「ストレングス・ファインダー2.0」がかなり面白かったです。書籍を購入すると付いてくるシリアルコードを使って診断テストが受けられるのですが、かなり詳細なフィードバックがもらえるんですよね。(PDF3枚でDLできます)
上位5つの資質と、各資質の詳細な解説をレポートでDLできます。本当は学生〜20代前半でやっておきたかったツールです…!
新たな環境を目指す人、今の環境で頑張る人、いずれでも使える知識が手に入りますよ。
転職・就活を見据え、自己分析後の解釈をどう行うか
様々な診断ツールや書籍を使ってみると、「大まかに、私の強みはこんなことだな」と理解できるようになります。
この後は、自分の過去の経験と照らし合わせて、どうやってその強みが発揮されたか振り返りましょう。
強み:義務感が強い&他人に温かい
過去:業務トラブルの多い職場だったけど、気づけば率先して対応していて、社内外で頼られていたかも
解釈:他の人が避けがちな状況でも、相手のためを思って自然と行動する傾向が自分にあるのかもしれないな。
強み:柔軟性がある&革新的・即興性を持つ
過去:サークルを立ち上げて、自分が卒業するまでに100名規模に拡大したことがあった
解釈:前提を疑ったり今の環境に甘んじず、より良い可能性を模索するのが得意なのかもしれないな。
筆者はキャリアアドバイザーなので、こういう解釈は慣れていますが、自分一人で考えていても埒が明かないかもしれません。間違った方向で解釈が進んだり、無駄に時間をかけるよりは、近しい方やエージェントに無料登録して相談されるといいかもですね!

診断結果を見て満足するんじゃなくて、ちゃんと自分の経験と照らし合わせることが大切なんだな!
一度考えておけば、いろんな面接や職場で応用がきくかも!
自己分析の準備はできましたか?
今回は、自己分析のやり方について解説しました。
今回ご紹介したツールは、実は大手企業の新卒研修や、採用基準に用いることもあります。
無料なので、5分でも時間があれば試してみてください。
診断ツール1:ソーシャルスタイル診断
診断ツール2:エニアグラム
診断ツール3:16Personalities
人間には多面性がありますので、明るいあなたと臆病なあなたが同居していることは自然なことです。その中で、他人から見て強みと呼べる点がどこにあるのかを探り当てられたら、かなり生きやすくなると思いませんか?
まずは無料診断ツールを試してみて、より前のめりに調べたくなったら書籍の購入やエージェントへの相談なども検討してみてくださいね♪
参考情報
キャリアリティでは、転職に関する記事をロードマップにまとめています。
転職活動のステップごとにカテゴリーを分けているので、何かのお役に立てば嬉しいです。

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